脳卒中について
脳の病気の治療後は、後遺症に悩まされる方が少なくありません。後遺症には種類があり、どの後遺症に悩まされているのか、ご家族の方が理解していることもリハビリには大切です。
病院で後遺症に関して説明されたとは存じますが、ご家族の方へ脳卒中の種類と後遺症について改めて簡単な説明をさせていただきます。
脳卒中の種類
脳卒中は、大きく分けて出血性と虚血性の二種類あり、症状は様々です。
出血性
出血性の症状として挙げられるものとして、脳出血やくも膜下出血があります。脳出血とはその名の通り、脳の中にある血管が破れて出血することによって起こる症状です。高血圧が原因となっていることが多く、重症の場合は意識障害をきたす可能性があります。
一方、くも膜下出血は、脳にある血管の表面に出来た動脈瘤が破れ、くも膜下腔に出血する症状です。
くも膜下出血の多くは頭痛が起こり、同時に吐き気や嘔吐を伴うとされています。
虚血性
血管が詰まることによって起こる虚血性症状として脳梗塞は有名です。脳梗塞は、アテローム血栓性脳梗塞・ラクナ梗塞・心原性脳塞栓症の三つの種類に分けられ、どれも後遺症が残る可能性があります。
これらの症状は、生活習慣病が関係していますので、予防のためにも日々の生活習慣に気をつけましょう。
脳卒中の後遺症
脳卒中の後遺症は大きく「高次脳機能障害」、「感情障害」、「神経障害」の三つに分類されます。
高次脳機能障害は、見た目に何らかの変化が起こるわけではなく、言葉の理解や判断力などに問題が出るケースで、他にも記憶障害や行為障害などに悩まされている方もいらっしゃいます。
感情障害は気分障害とも呼ばれ、必要以上にイライラしたり、気分が沈んでしまったりと感情的な部分に変化が表れるものです。今まで普通に出来ていたことが出来なくなったというストレスから起きているものだとも言われています。
神経障害は「言語障害」、「運動障害」、「感覚障害」など身体機能に障害が残ります。多くの方がこの後遺症に悩まされており、一人で出歩くのは困難という方も珍しくありません。
在宅ケアを利用して
神経障害はリハビリによって回復する例もあるため、多くが病院でリハビリを行なっているかと思います。しかし、病院でのリハビリは日数が決められており、それが過ぎれば自宅でのリハビリを求められるでしょう。中にはまだ自宅でのリハビリは困難だという方もいらっしゃるかと思います。
鍼灸整骨院など最近では様々なところで在宅ケアのサービスを行なっており、当院でも在宅ケアも行なっています。
寝たきりの状態という方、医師により歩行困難だと診断された方ならばご利用出来るサービスですので、リハビリが必要な方がいらっしゃるのであれば、ぜひご利用ください。
当院は長岡市にある鍼灸接骨院です。痛みの根本から改善することを意識した施術を行ないますので、肩こりや腰痛など体の痛みでお悩みの方は是非ご利用ください。国家資格を持ったスタッフが丁寧に施術を行ないますので安心してご利用いただけます。長岡市で在宅ケアが必要という方はぜひご相談ください。